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市議会へ陳情書を提出。「願意に沿い難い」という“お決まりの逃げ口上”はこの場面でも通用するのか?

昨日、五島市議会へ1通の陳情書を正式に提出

件名は、「五島市が支払った和解金5,800万円について、元職員からの全額求償(回収)の徹底および交渉プロセスの透明化を求める陳情」です

市議会におかれては、提出された陳情書に対してよく「願意に沿い難い(不採択)」という便利なフレーズで処理されるのがお決まりのパターンですが……議員の先生方、今回の陳情書が持つ「本当の重み」と「詰みの構造」にお気づきになられるでしょうか?

陳情書受領

今回の陳情は、単なる「お願い」ではない

従来の陳情のように「〜してほしい」という個人の要望や感情論であれば、議会も「時期尚早」「願意に沿い難い」の一言で蹴り飛ばすことができたでしょう。

しかし、今回の陳情書には、情報公開請求で得た5つの公文書・公式記録を添付資料として決定的なエビデンスを添えています。すでに6月議会の全員協議会にて『求償権に対する元職員側との交渉状況』説明が行われたとのことですが、【重要なやりとり】も説明受けられたのでしょうか?

  1. 【和解期日報告書】和解成立前の段階から元職員側が低額支払いを条件とし、市側が「後ほど協議」と応じていた事実を示す公文書。
  2. 【公文書不開示決定通知書(文書不存在)】 5,800万円の公金を支出してから相当な期間が経過しているにもかかわらず、返済計画・担保設定・履行期限等の合意文書が「一切存在しない(放置)」ことを示す決定通知書。
  3. 【最新の代理人交渉記録(令和8年2月〜6月)】 半年間にわたり黒塗りだらけのまま、双方の主張が平行線をたどり交渉が泥沼化している実態を示す最新資料。
  4. 【市議会議事録抜粋(総務企画部長答弁)】 「第一審判決に比べて大幅に減額された」と議会へアピールした公式記録。
  5. 【広報ごとう(市長コラム)】 全市民に対し「5,800万円を五島市に支払うよう求めている」と公に約束した広報資料。

「全額回収する」と議会や市民に聞こえの良い説明をしておきながら、裏では合意書1枚作れず、黒塗りの不透明な減額交渉を泥沼化させている。
この「表向きの公的ポーズ」と「裏の不都合な事実」の矛盾を、動かぬ証拠とともに全議員の机上に突きつけたのが今回の陳情書です。

「願意に沿い難い」と処理した瞬間に起きること

通用するのか!?「願意に沿い難い」

9月定例議会において、この陳情は指定された委員会(議会運営委員会かな?)で審査されます。
もし議会が今回もお得意の「願意に沿い難い」で不採択(あるいは不継続)にして幕引きを図ろうとした場合、どうなるか。

それは、「5,800万円の血税の放置と、黒塗りによる不透明な減額交渉を、市議会として公式に容認・追認した」という決定的な意思表示(証拠)を、自らの採決(名前入り)で市民の前に永久に残すことを意味するのだ。

公文書で突きつけられたこれだけの客観的事実に対し、「願意に沿い難い」はもはや通用しません。それは単なる「チェック機能の放棄」の自白でしかないからです。余談だが、陳情書提出時に事務局職員へ「願意に沿い難い」との審査結果は大いに結構!welcome!と伝播してくれるようお願いしている。

審査されるのは、市役所理事者だけではない

今回の陳情書には、市執行部への追及だけでなく、もう一つ重要な項目を入れています。

「本件和解議案の審査に際し、当時の議会が履行期限や全額回収の見通しについて十分な審査を行ったのかを自ら検証し、結果を公表すること」

そう、問われているのは市役所の姿勢だけではないのです。
「当時、この和解案をロクに追及もせず通してしまった市議会自身のチェック能力」もまた、審査の対象なのです
「知らなかった」「市を信じていた」という言い訳は、証拠資料を目にした今、一切通用しません。

市民の皆さん、9月定例議会で議員一人ひとりがどのような議論をし、どのような態度・採決を示すのか。

市民が作り上げた組織、五島市議会の「本当の姿」を、見届けてください。

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