
私自身、当サイト上にていろいろな行政問題を提起しては書き散らしているのでありますが。
言いたい放題と感じられる方々も沢山いるでしょうが・・・・。
公表するにあたっては調査に始まり、固まったうえで公開しているのである。
そんな活動にて嬉しいことにも巡り合うのです。
違った観点における問題提起
今年に入ってブログで発信するよと人生における先輩(=先人)からブログ開設の知らせを頂戴した。
毎週一度の発信である。今日も発信されていますので、より多くの人に見て頂きたい気持ちより詳しく紹介します。
五島市行政も市議会もうかうか出来ないですよ。だって知識人が沢山存在するのですから。
つまり、私以外の、それも議員ではない「住民」が深く問題提起し始めたのですから。
私が知っている議会の本質は、適当に4年間を過ごす人種が多いである。住民の皆さんが巷で仰る「議員がつまらない」は的を得ています。
しかしよく考えてくださいね!
そのような現状を選び出したのは有権者。投票権をもった大人たち(18歳以上)なのですからね。
「壮大な権威主義」の五島市 五島の虎ネコ
~~本質を見極めない監査委員~「法令違反の土地賃貸料で契約締結する、五島市」~~
鐙瀬園地に・・・(省略)・・・係る定期借地権設定契約書の無効を求める措置請求
(令和5年11月29日公表)に対し、監査委員は「却下」、行政訴訟で却下。
【住民監査請求結果報告】<—-五島市公式ホームページ
[住民監査請求の概要]
五島市は、地域活性化の礎として、風光明媚な鐙瀬園地へ「富裕層向けホテル建設」を計画した。計画の具体化に向けて「鐙瀬園地自然環境活性化プランの提案募集要項、(以下「プラン提案募集要項」という。)」を作成し事業提案を募集した。ところが、プラン提案募集要項の財産評価基準の誤適用による①土地賃貸料(398,356円/年、40万円(概算))で「A大手企業会社」と契約を締結していた。議場にて、〇〇前議員が指摘したが、本自治体は②法令違反の行為等により、誤適用の土地賃貸料を議決した。虎ネコ(外3名)は、③定期借地権設定契約書としての無効及び新たな定期借地権設定契約書を締結するように住民監査請求した。
~~虎ネコが監査委員へ告ぐ! 住民監査請求の本質並び法令違反~~
虎ネコらは、定期借地権の要件を満たしていない、普通借地権設定契約書と判断していて、仮に、富裕層向けホテル経営が破綻をした場合を想定すると、五島市は多大な財政負担の義務を負う。右を回避する目的で住民監査請求を求めたが、「却下(審査を拒否)」された。
[1] 土地賃貸料(プラン提案募集要項)の誤適用について
土地賃貸料は、普通財産の評価基準値の算定を適用すべきところ、行政財産の評価基準値で募集していた。因みに、普通財産で算出した土地賃貸料は120万円/年(概算)。
<地方自治法 第238条の4 第1項(行政財産の処分の制限に違反)、行政財産は貸付できない。>
[2] 法令違反の行為による土地賃貸料の議決について
執行部は、プラン提案募集要項の40万円で契約締結しているので、普通財産120万円から減額(80万円)し土地賃貸料40万円にする減額議案を付託議案して所管の水道総務委員会を経て上程し議決した。
<五島市財産の交換、譲与、無償貸付け等に関する条例第4条違反(本事案の普通財産は減額はできない)>
[3] 代表監査委員らの「却下」の理由について
監査委員らは、補正を求めていながら、本件住民監査請求は、契約締結日から1ケ年以上経過しているから審査できない。虎ネコらは、リスク管理へ及ぼす定期借地権設定契約書が無効か否の審査を求めていたのであるが・・・。
[4] 行政訴訟での「却下」判決について
虎ネコは、無効契約の場合は、起算点は存在しないので、期間徒過は生じないと、行政訴訟(却下の取消)を提起するも、高度な知識にて論点を外された(本案前の答弁書記述)。
[その他]ß—–5月27日、住民監査請求審査会を傍聴した事案。
介護給付費の返還を求める措置請求(令和7年6月27日公表)に対し、監査委員は「棄却」(五島市ホームページ(公表))。ß- 行政訴訟へ展開?
国民健康保険団体連合会の介護給付費等審査委員会の構成メンバーには、介護保険法第180条に基づいて、五島市を代表する委員(市職員)も存在している筈である。
次回テーマ( 予 定 ):・・定期借地権設定の契約書でない判断について・・・
虎ネコのつぶやき:・・監査の本質は、コンプライアンス強化によるリスク管理である・・・