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【ご報告】昨夕、反論書が提出され第1回口頭弁論終えました

昨日、被告である出口太(五島市長)の代理人弁護士より、裁判所へ訴状に対する反論書がFAX送付され、私の手元に夕方届いた。そして本日13時30分からの口頭弁論に行ってまいりました。
なお、代理人弁護士の2名(福岡県弁護士会所属)は第1回期日に出頭できないため、本答弁書の擬制陳述を求めてきたので裁判所判断に従った。

当方の訴状に対する被告 出口太側の反論を紹介いたします。

答弁書

損害賠償請求額は原告一人につき「1円」の訴額「4円」の提訴である

第2 請求の原因
1.当事者→被告反論「認める」
原告らは五島市に在住する市民(うち市外在住女性一名含む)である。被告は、現在五島市長の職にある。

2.被告による刑事告訴及びその不当性
(1) 被告は、自身の不貞疑惑の現場を撮影・記録されたことに対し、原告4名を刑事告訴した。具体的な経緯は以下のとおりである。→被告反論「否認する」※被告が原告らを刑事告訴した事実はない
 a. 令和6年8月8日および11日両日の午後9時過ぎ、被告が市議会議員山田洋子氏宅の勝手口へ向かう様子や、顔を覆って入っていく様子が撮影・記録された。
 b. 同11日深夜3時には、被告に対する追跡行為があり、被告が乗車した車両が五島警察署へ入っていった。
 c. 被告は、これらの行為に対し、市長就任後の令和6年9月以降、五島警察署へ「つきまとい」をうけたとする被害者として刑事告訴を行った。
(2)本件に関連し、本年(令和7年)7月13日と17日に、原告4名(うち市外在住女性一名含む)が長崎地方検察庁本庁からの検事調べを受けた。容疑は軽犯罪法違反容疑であった。→被告反論「不知」
(3)しかしながら、本件は令和7年7月28日に不起訴処分が確定した。→被告反論「認める」

3.被告の行為による原告4名の精神的苦痛→被告反論「否認乃至争う」
(1)被告による本件刑事告訴は、令和6年8月の市長選挙前から自身の不貞関係が明るみなり、選挙事務所関係者および住民に真実を否定するため、自らを被害者と称して行った不当な行為であると認識している。市民への説明責任を果たすことなく、自身の不貞疑惑の現場を市民に拡散されたことに憤慨し、市民を刑事告訴するという被告の行動は、現五島市長としての立場を濫用した暴挙であり、強く非難されるべきである。
(2) 被告による本件刑事告訴により、原告らは、警察署での取り調べや検察庁での検事調べを受けるという、多大な精神的苦痛を被った。不起訴処分が確定するまでの間、原告4名は犯罪者扱いされるのではないかという不安と精神的負担を数か月間強いられた。
(3) 被告は、自ら不貞疑惑を隠ぺいする目的で不当な刑事告訴を行った。この行為は、原告4名に対する社会的な評価を不当に貶め、その名誉を毀損し、精神的な苦痛を与えるものであり、平穏な生活を著しく侵害するものであった。

4.損害の発生→被告反論「争う」
上記被告の不当な行為により、原告4名は多大な精神的苦痛を被ったため、その慰謝料として、金4円の支払いを求める。

丸田たかあき
丸田たかあき

次回、第2回公判は令和7年12月23日(火)13時30分~
原告への本人尋問が行われる予定です。
上記の被告反論に対し準備書面をしました。
後日、本サイトにて公開いたします。

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