12月17日、住民監査請求の意見陳述の結果報告PART.2
そこで市側(秘書係)から飛び出したのは、耳を疑うような主張でした。論戦のポイントと、私が感じた「行政の闇」をご報告いたします。

市側の「開き直り」ともとれる主張
私の「法的根拠がなく、同意もない支出は違法だ」という指摘に対し、担当課は以下のように主張しました。
- 「手順に沿って電報を発信したのだから、780円の支出は違法ではなく、問題ない」
- 「条例や規則はないが、係長への引継ぎ業務で説明済みだからOK」
- 「個人情報の流出にはあたらない」
しかし一方で、致命的なミスも認めました。
- 「今回の業者から遺族への確認が適切に行われなかった点は認める」
「確認ミス」を認めたのに「問題ない」?
皆さん、ここにおかしな矛盾があることに気づきませんか? 市は「遺族への確認ができていなかった(=同意がなかった)」と認めたのです。 同意がないのに送りつけ、その結果ゴミ箱行きになった780円。これは明白な「失敗」であり「浪費」です。 それなのに「手順通り発信したから問題ない」と言い張るのです。
「無駄な公共工事」も手順通りなら許されるのか?
市の理屈はこうです。「中身が間違っていても、事務手続きさえ合っていれば、税金を使っても良い」
この理屈が通るなら、極端な話、「全く不要な道路工事」や「誰も使わない箱物施設」であっても、発注の手順さえマニュアル通りなら、何億円使おうが「適法で問題ない」ことになってしまいます。「結果として市民の役に立ったか」「最小の経費で最大の効果を上げたか」という地方自治法の根幹が、完全に無視されています。
さらに、「条例はないが引継ぎでやっている」という主張は、まさに私が指摘した「悪しき慣例」そのものです。「先輩から聞いたから」は、公金支出の法的根拠にはなりません。
監査委員の「沈黙」
私がこれらの矛盾を突き、追加の証拠を提出し、熱弁を振るった後、2名の監査委員からは……
一切の質疑がありませんでした。
こちらの主張が完全すぎて質問がなかったのか、
それとも最初から聞く耳を持っていなかったのか。
真意は定かではありませんが、少なくとも彼らは私の主張に対し、その場では反論も疑問も挟むことができませんでした。(前回提出の時も同じ)
まあ監査の結果についても事務方(市職員)が作り上げるのでしょうからね!
だって法科系大学卒業でもない元市職員と●●●好きな女性議員が市監査員ですから。
結論
陳述にてはっきりしたのは、五島市が「条例(ルール)」ではなく、「慣例(なあなあ)」で税金を使っているという事実です。 「手順通りなら無駄使いも許される」という役人論理に対し、一般市民の感覚として、そして納税者として、断固NOを突きつけてきました。
監査結果を楽しみにしておきます。
今週も今日が最後、来週の発信は23日(火曜日)となります、また忙しい1週間が始まります!
・23日(火曜日)長崎地方裁判所五島支部にて被告「出口太」との民事訴訟、第2回公判(裁判所での傍聴可能)
・24日(水曜日)監査事務局へ今年最後となる住民監査請求提出の予定。
・25日(木曜日)クリスマスP。
・26日(金曜日)官公庁御用納め、街頭演説行います。
・27日(土曜日)以降。事務所大掃除(^^♪

求む!長崎県五島市公務員・議員に対する「素行」情報提供
