録画も議事録も公開しない議会委員会の意味?!

市議会において、「公開可能な会議」の録画データの公開の有無が、情報公開に積極的な市議会であるかどうかの一つの指標です。
事例として、五島市議会の動画・議事録公開の現状を図にしてみました。

五島市議会に設置されている特別委員会は
・議会広報特別委員会(平成29年2月27日設置)
・議会広報特別委員会(平成29年2月27日設置)
・国境離島活性化推進特別委員会(平成29年3月28日設置)
・人口減少問題対策特別委員会(平成29年6月30日設置)
・議員定数等調査特別委員会(平成31年2月28日設置)

上図のとおり、ライブ中継、録画動画および議事録ともに、公開しているのは「本会議」のみです。

「本会議」は、基本的に「常任委員会」などでの議員たちによる討議を経た後の「議案の賛否」表明と、用意された質問原稿などを議員が読み上げる場なのである。もちろん「本会議」の公開も重要ですが、議員たちのいわゆる「ガチの討論」や本音、取り組みの本気度を確認するには、表中左の「各種委員会・協議会など」を見る必要があるのです。

しかし、議会で動画公開されているのは「本会議」のみ。

議会ごとにすべての討議を見ることはないと思いますが、興味のある議案があがったとき、どの議員がどんな意見を言うか、確認したいと思いませんか?しかし、平日昼間開催の議会の「各種委員会・協議会など」を傍聴することは、現役世代は「無理」なのである。

現状では、議会が開催されてからずいぶん日を置いてから公開される「議会議事録」だけが頼りです。しかし、議会開催から長い日数がたった後、膨大な議事録から、自分の読みたい箇所だけインターネットで探しだして読む、なんて通常しません。

約束されている「十分な公開」の大原則

平成16年8月1日に施行された「五島市情報公開条例」には、以下のような内容が明文化されています。

「第23条 市は、市民が市政に関する情報を迅速かつ容易に得られるようにするため、第5条に規定する開示請求を待つことなく、広く積極的に情報提供に努めるものとする。」
「第23条2項 前項の情報提供については、情報技術を活用した電子的開示など多様な媒体による情報提供の推進に積極的に取り組むものとする。」

以上のとおり、五島市は、「広く積極的に情報提供に努める」とし、「積極的に取り組む」べく、五島市議会も【五島市情報公開条例第7条第5号の不開示文書に該当するため公開できないものです。】と情報公開条例を理由に引っ張りだしてくるのであれば、「全ての会議を公開」しなければならないと指摘されても致し方無いのです。

他市の取り組み

当方が調査したところ、政令市の多くは委員会などを含む傍聴可能な会議を動画公開しています。

政令市以外では、確かに「傍聴可能な会議のすべて」を動画公開している事例は、ざっくり調査した上からすると「まだまだ」というのが現状であったが、他市では制定している「議会基本条例」というものがある。他市での制定割合でいうと、2019年の段階で約66。相当な数の市がすでに、五島市には無い「議会基本条例」をもっているのです。ちなみに長崎県内では・長崎県(2012年)・長崎市(2010年)・諫早市(2012年)・大村市(2008年)・対馬市(2017年)・壱岐市(2011年)・西海市(2015年)・雲仙市(2009年)・長与町(2013年)・時津町(2011年)・小値賀町(2016年)・新上五島町(2012年)

「議会基本条例」そのものが存在しない五島市議会。公開可能な会議体の録画を公開していないのは、「市民の代表、代弁者」を持つ資格のない議会といわざるをえないのである。

「公開したいけれど、予算がなくて・・・。」という言い訳も、数年前までならある程度説得力がありました。しかし、現在「録画公開」をしている自治体のほとんどが、Youtubeにて無料で配信しています。「セキュリティは大丈夫か?」というのでしたらご安心を。私も日頃の街頭活動をYoutubeでアカウントを作って動画公開しています。

自治体の事情により運営にかかる手間はいろいろあるだろうが、基本は議会事務局の方々のご苦労により、業者を入れることなく運営されているようである。なんでしたら私の会社で請け負ってもいいのではあるが(笑)

公開できないとする理由は稚拙すぎる

いかがですか?このような情報化時代に、立派な情報公開条例を持つ五島市が、「公開可能な会議」の動画をWeb公開しない理由があるのだろうか?
以上にあげた費用すら捻出が難しい、というのであれば、議員定数を更に減らしてでも取り組む価値は十分にある。

五島市議会事務局 様

お伺い

冠省でのご無礼お許し願います。

お電話にて回答は頂戴しておりますが、市議会各委員会の議事録がない理由、また事務局録音の音源を情報開示できない理由を詳しく文書にて頂きたい。御多忙中、大変恐縮ではありますが、ご回答のほどよろしくお願いいたします。

【議会事務局からの回答は以下の通りであった】
五島市議会の委員会における記録につきましては、五島市議会委員会条例第30条に規定されており、会議の概要として委員長報告を添付し、その他出席委員の氏名等を記載した記録を作成し保管しています。
また。五島市議会の委員会では、五島市議会傍聴規則第9条の規定にならい傍聴人による録音等を禁止しておりますが、これは委員会における委員の発言等に心理的制限がかかり、率直な意見交換、意思決定の中立性が不当に損なわれるおそれを防ぐ趣旨があります。よって、委員会記録の作成資料として録音した音源につきましては、五島市情報公開条例第7条第5号の不開示文書に該当するため公開できないものです。

玉之浦花き栽培施設10円譲渡問題 に関し提出された 百条委員会調査特別委員会設置 についての議会運営委員会が開会されます。

傍聴 できます。
‪1212日(木)第1委員会室 午前10時~
開始時間前に議会事務局へ傍聴希望として住所、氏名を備え付けの名簿に記入して下さい。

一人でも多いほうが議員は焦るのです。なぜなら市合併前からこれまで百条調査特別委員会が設置されたことがない五島市。
議員自らが100条調査特別委員会を設置して何をどうしたら良いのか知らないのではなかろうかと私は思うのである。

議会運営委員会が平日の午前10時からですので、市民の多くが傍聴できないのは百も承知ですが、お時間があればぜひ市役所3階にお越しいただきたいと願うのです。
先のとおり、この「議会運営委員会」は、Web公開も議事録も公開されていないので、現場でご確認いただくしかないのです。

傍聴者市民には何の発言権もありませんが、このような自分等に都合に合わせている市議会状況を改革する『力』になることができるのだと私は思うのです。
改革するためにも私は「五島市議会」の議員になりたいのだと訴え終わりにいたします。

挑戦者 丸田たかあきの
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毎月不定期にて街頭演説を行わせていただいております。
場所は五島市役所前、五島市総合福祉センター前、東浜町エレナ様前、ごとう農協本店前、シティーモール様前などで行っております。