五島ジビエ合同会社解散(五島市雇用機会拡充支援事業補助金採択)


国境離島新法に係る「平成30年度五島市雇用機会拡充支援事業補助金採択事業」で初の失敗。

補助対象事業費の上限額は、
事業拡大:補助金1,200万円が最大で注ぎ込まれるようだが、これ以外にも補助金を利用していたのだろうか?
また、食肉処理施設には、廃校となった旧岐宿小旭分校の校舎を改修し、洗浄や解体、冷凍保存などができる設備が整えられていた。

五島ジビエ合同会社 代表永田義次さん(平成309月掲載)

事業開始案内をした以上、補助事業での事業解散による案内を、きちんと市としても広報案内すべきではないのか!また、補助金規定に「採択された事業実施者は、事業実施期間を含めて3年間(これより長い計画期間 で事業を実施する事業については、当該計画期間の終期まで)の事業実施状況につ いて事業実績報告内訳書(様式第 8 号、P33)に記載し、報告する必要があります。」とあるからして、規約に反しての事業解散と指摘できるのか?!


現時点で当方にて確認できている内容は次のとおりである。

五島ジビエ合同会社解散のお知らせ

ご協力頂きました猟師各位

前略 わたくしは、東京からここ五島市に移住し4年間、都会の喧騒から逃れ、豊かな自然とそこに暮らす人々に癒され、命の洗濯をさせて貰いました。この辺で五島市に、自分の出来る範囲での、恩返しが出来ればと思っていたところ、身近に鹿・猪による農林業の直接的な被害を見聞きしました。

世界遺産に登録され観光客の増加が予想される中、もし人的被害が出ることが有るようだと、五島市への足が遠のく事が懸念されておりました。

また、有害鳥獣駆除の一環として、政府肝入りで地域活性化を推進するうえで、駆除された鹿、猪を利活用する事による、焼却費用の軽減、特産品を創造・雇用の創出を目指し、昨年春よりの食肉処理場建設を開始し、9月3日より営業開始致しました。

お陰様で五島ジビエ合同会社は皆様のご協力を得て、約8ヵ月で178頭の捕獲後の確認、回収・解体処理及び販売を懸命に行って参りましたが、残念ながら計画捕獲頭数に至らない事による経営不振と、今後近い将来営業的に好転する材料が認められませんでしたので、市役所の関係部署とも協議の上、苦渋の決断として、令和元年5月末日(受け入れは既に4月末日で停止)をもって解散をする事を余儀なくされました。

関係各位におかれましては、日頃より只ならぬご支援を頂いておりました事感謝いたしますと共に、ご期待に沿えず誠に申し訳ございませんでした。
尚、今後 五島市が弊社のような業務を継続するかは、現時点では不明で御座います。もし、そのような事に成りましたら、引き続き有害鳥獣駆除及び食用への利活用、残渣の処理費用軽減のため、ご協力頂ければ幸いです。

尚、3月、4月の謝礼金に尽きましては、該当する方々には、ご指定の銀行口座へ5月10日までにお振込み致します。同封の領収書のお名前欄にご捺印の上、弊社へ5月15日必着でご返信頂きますよう、宜しくお願い申し上げます。                      以  上

令和元年5月8日
五島市岐宿町唐船ノ浦460番地2
五島ジビエ合同会社
代表役員 永田 義次


市議会は6月定例会議にて事業解散に至った経緯をきちんと追及し、補助金事業採択にて事業計画等への審査が甘くなかったか否かをきちんと検証する必要がある。採択審査会の市役所幹部職員は起業のプロではありませんし、自ら起業した経験もない世間知らずの公務員なのです。今後の審査体制も考えるべきである。


<五島ジビエ合同会社 野生動物肉処理施設開所式>
■日時 2018年9月2日(日曜日)10時~11時
■場所 長崎県五島市岐宿町唐船之浦460番地2
■参加者 五島ジビエ合同会社社員、五島市職員ほか


採択事業には血税が注ぎ込まれ、五島市の公有財産(元小学校)が提供されていたのだ。事業審査にあたった市幹部職員は、「知らないよ〜」では済まされません!

2017年の被害額はイノシシが前年比2倍の234万円、シカは同1・2倍の452万円に上った。市内の捕獲数も年々増加。17年度はイノシシ625匹、シカ484匹が捕まったが、多くは焼却処理された。
そうした現状に目を付けたのが、14年に東京から五島に移住した永田義次さん(63)=長崎市出身=だった。「加工場があれば食肉として有効活用でき、地域振興や農業被害の抑制につながる」と考え、島内の20~30代のU・Iターン者3人と会社を立ち上げた。(長崎新聞 2018/9/4)

捕獲数の全てが金になる!って考えたのでしょうか?

五島ジビエ合同会社の会社について私丸田には「事業が失敗しようが、補助金だから・・・その時は島を離れれば良い」などと聞き捨てならない話が舞い込んでいたのだ。しかし、私自身も五島市における有害鳥獣対策問題をどうにかしていかねばと考える一人として表沙汰にはしていなかった。

余談ではあるが、私が臨んだ、本年1月に行われた狩猟試験にて、五島ジビエ合同会社の社長他社員2名も受験され見事合格されていただけに残念に思う気持ちもあるのだ。

五島ジビエ合同会社の事業解散については、今後調査を進めていきます。

すでに永田義次氏が島を離れてしまっていることなどないでしょうね。

 
なんでも相談室

4 thoughts on “五島ジビエ合同会社解散(五島市雇用機会拡充支援事業補助金採択)”

  1. 1年経つことなく市民の血税はイノシシ、シカの残渣の如く燃やされ灰になったのか……

    取らぬ狸の皮算用。聞いた話だが、一個体につき1000円で引取りだったとか?

    狩猟者もバカじゃあるまいし、自分で処理し、自家消費か臭い肉でなければ知人に配って喜んでもらえたほうがいい。市からも報奨金(報償金)貰えるみたいだし。

    イノシシ、シカは増え続けマダニの危険性も報道され、狩猟者は増えるのか?

    自ら危険を省みずこの問題に真剣に取り組む市民は何人いるんだろうか?

  2. こんにちは
    経営にあたったことがない私に意見する資格はないのかもしれませんが、この程度の文章しか作れないようでは経営者としての器がなかったように見えてしまいます。これでは、仮に銀行で補助金相当額を創業資金として融資を受けようとしても無理だったのではないかと考えます。
    単に思いつきだけで補助金申請の作文を書き市へ提出したものの、そこに会社として永続できるしっかりとした裏付け(市場調査等)の記載があったものか疑問に思います。
    関係者の方々、五島市民の皆様、ご愁傷さまです。

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